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【必見!】【システマティックリスク】投資におけるリスクの違い、分散投資が不可欠である理由

 

 皆さま、お疲れ様です!ぴの(ぴの @インデックス怪獣 (@indexpino) | Twitter)です🐤

 投資リスクを管理することは長期投資の成功に不可欠です。証券用語でリスクはボラティリティ(値動きの度合い)を意味します。このリスクは避けることができるかどうか、という観点で2つに分けられます。それがシステマティックリスク非システマティックリスクです。本日はこの両者の違いを説明し、長期投資を安定的に成功させるポイントを紹介いたします。

 

【結論】

・システマティックリスク:避けられないリスク

・非システマティックリスク :分散投資で避けられるリスク

・長期投資家はストレスを最小限にするため、非システマティックリスクの最小化が求められる

 

目次

 システマティックリスクと非システマティックリスク

 

 

システマティックリスク

 システマティックリスクの定義をみずほ証券のWebサイトから引用いたします。

 システマティックリスク(Systematic Risk)とは、分散投資を行っても消去しきれないリスクのことである。例えば、景気の悪化のようなマーケット全体に影響をもたらすような変動があげられる。CAPMでは、システマティックリスクのみが期待リターンに影響を与える。反対に、分散投資によって消去可能なリスクのことをアンシステマティックリスクと呼ぶ。

 つまりシステマティックリスクとは、いくら資産を分散していようと避けることができなリスクであると言えます。

 直近でこのリスクが露呈した出来事と言えば、コロナショックがあげられると思います。コロナショックの際には、日経225インデックスに投資していようと、S&P500インデックスに投資をしていようと、さらにはREITに投資をしていようと無関係に、すべての資産が暴落しました。つまり、どれだけ分散をしていようと避けることができなかったリスクであると言えます。

 

コロナショックではシステマティックリスクの影響で国内外の株式、リートが暴落

青:S&P500、橙:日経225、緑:先進国REIT

 

 リスクとリターンは相関するため、リターンを得るためには、それ相応のリスクをとることが求められます。システマティックリスクに対して、私たちはどのように向き合うべきなのか。バンガード社のWebページには、「成功する投資家になるために」というタイトルで、下記の記述があります。

「投資家の皆さまがコントロールできることに注力してください」

 システマティックリスクはどんなに分散をしていようと避けることができません。私たちがコントロールできないリスクだからこそ、受け入れざるをえないと割り切る必要があります。リターンを獲得するためにシステマティックリスクを受け入れることが、長期投資を成功させるに不可欠です。コロナで見てきたように、そのリスクテイクに伴う一時的な損失は、時間とともに回復するのを待つことが重要です。

 

 

非システマティックリスク

 システマティックリスクとは異なり、分散により避けることができるリスクもあります。それが非システマティックリスク(アンシステマティックリスク)です。

 例えば1つの個別銘柄に限定して投資をしたポートフォリオの場合、リスク(資産の値動き)は極めて大きなものになります。

システマティックリスクと非システマティックリスク:報われないリスクは避けねばならない

 

 しかしながら、下図のようにいくつかの資産に分散したポートフォリオを築くことにより、リスク(資産の値動き)は低減させることができます。ここで重要な点はお互いの資産の値動きが相関しにくい資産を選ぶことです。それは株と債券という組み合わせや、米国株と中国株、あるいは金融セクターとハイテクセクターといった分散の方法があげられます。

 

分散投資により非システマティックリスクを最小限にとどめることが長期投資には不可欠

 非システマティックリスクは、分散投資をすれば避けられるリスクであるために、必ずしもリターンには繋がらないリスクであると言えます。つまり非システマティックリスクは報われないリスクであると言えます。 

 

 

 

適切なリスクテイクがリターンをもたらす

 前回の記事でリスクとリターンは相関することを紹介しました。つまり、より高いリターンを求めるのであれば、よりリスクの高い資産に投資をしなければなりません。

 前回の記事では書ききれませんでしたが、実際には、リスクプレミアム(リスクをとることによりリターンが期待できること)を活かすためには、この説明にプラスアルファで加えるべき説明があります。すでにお気づきの方も多いと思いますが、それは適切なリスクをとることです。

 大きなリターンを得るためには十分なリスクテイクが不可欠ですが、大きな値動きは投資家にストレスを与えるため、長期投資を行う上では可能な限り不要なリスクは減らす必要があります。だからこそ、十分な分散投資により、報われない非システマティックリスクを最小限にすることが健全な長期投資には不可欠です。

 

まとめ

 今回は私たちがコントロールできるかどうか、という観点で2つのリスクを紹介いたしました。一つはシステマティックリスクでこれは避けようがないものとして受け入れる覚悟が必要です。もう一つは非システマティックリスクで、これは分散投資により避けることが必要です。

 多くの投資家は経験して気が付きますが、実際に自分の資産が大きく値動きすることは想像以上にストレスになります。長期投資を成功させるには報われないリスクは最大限避けることが賢明です。

 十分な分散投資を行うことにより、適切なリスクを取りリターンを追及することが長期投資家に求められるのではないでしょうか。

 

結局のところ結論はいつも同じです!投資の基本は分散です!インデックス投資は究極の投資法です!

インデックスの活用次第では、ハイリスクハイリターン資産に投資をしながら、非システマティックリスクをさらに僅かなものにとどめることが可能です。詳細は下記のハイリスク・バランス戦略についての記事をご参照ください!

 

 

 

 

今回の記事が皆さまの良い投資につながりますように😊

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