Index Lab. インデックスラボ

現役研究者による、長期投資家のための情報サイト




【株は売っちゃダメ!】賢明な投資家は売買ではなく、長期株式保有で利益を出す

 

 皆さま、お疲れ様です!ぴの(ぴの @インデックス怪獣 (@indexpino) | Twitter)です🐤

 投資家の多くは株式に資金を投じていると思います。しかしながら株を買うという行為が実際に何を意味しているのか、理解している投資家は意外と少ないのではないでしょうか。

 株を買うことはその会社の所有者になることです。この事実は中世オランダの東インド会社に始まる、株式会社のシステムが始まって以来変わることはありませんでした。そして未来、株式というシステムが続く限り、この定義は変わることはありません。

 株主は企業のオーナーであるからこそ、企業があげる収益を獲得することができます。つまり、株式を保有することは収益源を保有することを意味します。その点、株式を購入することは油田を購入することと似ています。

 本記事では、油田購入を例に挙げながら、株式投資で収益を得るためのシステムについて紹介いたします。システムの基本を知ることにより、長期投資でハイリターンを獲得するために不可欠な投資戦略が明確になると言えます。

 

【結論】

・株を買うことは会社の所有者になること

・会社は継続的に収益を上げ、所有者に利益を還元する

・株を安く買い、高く売る手法は投資戦略の本質ではない

・長期で株を所有する投資家は大きな利益を獲得できる

 

目次

 

株式の取得は会社の収益権を獲得すること

 株を買うことは企業を所有することを意味します。企業は収益をあげることにより、所有者である株主に還元します。還元の方法のうち、最もメジャーな要素は配当金であり、他にも株主優待自社株買いなどの株主還元策はいくつかあります。収益増加に伴う株価上昇も株主にとっては望ましいものです。

 全てにおいて共通することは、会社が獲得する継続的な収益こそが株式投資における利益の源泉であることです。

 投資初心者は株は安く買い、高く売ることによる売買益を目的にしがちですが、残念ながらこれは株式投資で利益を得るための主流とは言えません。このやり方では、会社が働くことにより獲得できるはずの継続的な収益を取り逃してしまうために、長い目で見ると安定したリターンにつながりません。その結果、細かく売買を繰り返す戦術は株式を長期で保有する戦術と比較をして、パフォーマンスは下回ってしまいます。 

 

株式投資と油田購入の類似点

 収益を獲得するという意味で、株式を買うことは、油田を買うことと共通する点が多いです。油田を購入する投資家は、そこからくみ上げられる石油をもとに収益を獲得することができます。油田を買う上で重要な要素は、その油田からどれくらい多くの石油を獲得することができるのか、そしてその産油能をどれだけ維持できるのか、という点です。どれだけ高額で売れるのかを考えて、転売目的で油田を買う人は珍しいケースであると言えます。

 株式を通して企業の所有者になる際にも同様で、その会社がどれだけの利益を継続的に生み出すことができるのかという点が、投資対象を選定するうえで重要な要素となります。その会社の株価がこの先どうなるか、予測することは極めて困難です。そのため、売ることを考えて、転売目的で株を買うことは不確実性を大きくはらむ、投機的な運用手法であると言えます。

 重要な点なのでもう一度、株式を買うことは企業の所有者となり、その企業の収益を獲得することです。高いリターンを得るためには、長期で株を保有し続け、企業(収益源)の所有者であり続けることが不可欠です。つまり、株式投資で高いリターンを得る本質は、購入した株を長期でホールドすることです。

 

投資家は収益性にフォーカスすべき

 株式投資で銘柄を選定するうえで不可欠な要素は、その会社が収益をしっかりと維持できるかどうかという点です。環境に良いSDG銘柄であることや、将来生活を便利にするハイテク技術を持っているか、という観点は全く重要ではありません。これらの会社は収益が伴っていない場合、社会を幸せにしたとしても、残念ながら投資家を不幸にします。

 本件、詳細は過去の記事にその内容を譲りますが、株式投資で注目すべきは企業の収益性であることは、投資家として忘れてはいけません。「株価が上昇するから」、「ワクワクさせるビジネスモデルを持っているから」という理由で購入を考える前に、今一度、基本に立ち返る必要があります。

 

 

 収益性の大切さを唱えた一方で、残念ながら、企業の将来の収益を長期的に予測することは極めて困難です。これは多くの賢明な投資家が試みていますが、精度高い予測方法はいまだに確立できていません。

 だからこそ、私たち個人投資家は特定の個別株を狙って買うのではなく、広く市場に分散されたインデックス銘柄を購入することが重要であると言えます。そしてそのインデックス銘柄を長期で保有し続けることにより、企業の収益を確保し続けることが最も成功確率の高い投資戦略ではないでしょうか。 

 

まとめ 

  株式による運用は投資の主流といっても過言ではありません。しかし、株を買う行為が何を意味しているのかについては、投資を始めたばかりでは見落としてしまう点ではないでしょうか。

 株を買うことは企業を所有することです。企業は働き、そこから得た収益を株主に還元します。継続的にリターンを得続けるためにも、長期で会社のオーナーであり続けることが、投資で成功するために不可欠です。

 上記のポイントを下にまとめます。

株式投資の基本戦略:株を買うことは企業の所有者になること。長期ホールドは大きなリターンをもたらす

 

 投資のリターンの源泉を知ることは、自身の投資戦略を策定するうえで重要な役割を果たします。最後に『ウォール街のランダムウォーカー』(バートンマルキール著)から私のお気に入りのフレーズを紹介いたします。

株式投資において大事なのは、
その産業や企業が利益を生み出し、それを維持していく能力である

 目先の利益を追求する転売目的の売買ではなく、油を出し続ける会社の株を購入し、それをひたすら”保有し続けること”が大きな利益につながります。

 今回の記事が皆さまの良い投資につながりますように!

 

■■■■■■■■■■■■■■■■

Index Pino  ぴの @インデックス怪獣 (@indexpino) | Twitter

ブログ村に参加しております!ぽちっと1票いただけると嬉しいです🐤

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 投資ブログへ

投資はご自身のご決断で!

■■■■■■■■■■■■■■■■